【2/6日本市場の確認ポイント】
日経平均 36,160.66(▲0.53%)[36,065~36,294]
TOPIX 2,539.25(▲0.68%)[2,532~2,548]
マザーズ 716.41(+0.16%)[706~719]
値上がりセクターTOP5
1.輸送用機器(+2.59%)
2.水産・農林(+2.27%)
3.紙・パルプ(+0.45%)
4.証券・商品先物(+0.10%)
5.なし
値下がりセクターTOP5
1.電気・ガス(▲2.59%)
2.鉱業(▲2.28%)
3.銀行(▲2.22%)
4.不動産(▲2.04%)
5.石油・石炭(▲2.01%)
日本市場は中国景気懸念から関連株に売りが広がり全体安となりましたが、トヨタ自動車(7203)が決算発表で大幅高したことで下げ幅を縮小。米利下げ期待の低下とともに米金利が上昇する中、米半導体大手のエヌビディアが一段高したことを好感した半導体株は物色意欲が刺激されアドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)が逆行高。中国では香港、上海株がそれぞれ大幅高して安心感が広がり日経平均は36,000円台を維持しました。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり385/値下がり1233と値下がり銘柄が圧倒し、決算材料で上昇した一部銘柄を除き幅広く売りが広がりました。前日に値上がりセクター上位に入った銀行・不動産も反落、エネルギー株も原油安の影響を受けて軟調の展開。各セクターにおける主力どころが決算発表でヤマ場を迎えており、日替わり材料に売り買いが交錯する中で売買代金は5兆円超えと高水準が続いています。
主力株が決算材料を受けて強弱感の二極化が進む中、グロース250指数は全体安に逆行してプラス引けとなりました。中小型株の決算発表が本格化する日程を前に主力株の決算を受けた連想買いや材料思惑が膨らみやすい局面。ただし、決算材料で売られる主力株の中には2ケタ下落となるケースも目につき、中小型株の場合は決算ミスが主力株以上に致命的となりやすいため注意が必要でしょう。
【米国株概況】
米経済指標の上振れが続き米景気期待とともに金利耐性をつける米国株、景気敏感株や小型株にも物色広がる
NYダウ 38,521.36(+0.37%)[38,350~38,545]
S&P500 4...
※続きを読むには無料会員登録が必要です。