【10/25日本市場の確認ポイント】
日経平均 27250.28(+1.02%)[27,073~27,337]
TOPIX   1907.14(+1.06%)[1,895~1,912]
マザーズ 737.64(+1.53%)[727~740]

値上がりセクターTOP5
1.海運(+2.93%)
2.ゴム(+2.22%)
3.石油・石炭(+2.13%)
4.電気機器(+1.65%)
5.情報・通信(+1.62%)

値下がりセクターTOP5
1.なし
2.なし
3.なし
4.なし
5.なし

 日本株は前日の失速分を埋め戻しながら再び直近の高値にトライ、この日経27,300円台は10/6の27,399円、10/19の27,371円、そして昨日の27,337円と度々上値を押さえられてきた水準です。注目された日本電産(6594)の決算直後の反応は+5%に迫る大幅高で、決算シーズンの滑り出しは好調。また、海運株が大幅高となり、9月末配当落ち後の急落分を埋め戻してきた点もポイントです。

 しかし、それ以上に注目されるのは売買代金トップに立った半導体株のレーザーテック(6920)であり、先導株比率では全体の1割を占めながら連日の大幅高。ただし、これが昨日20,000円の大台乗せから上昇加速し上げ幅は一時+3%超となりましたが、利食い売りに押されて上ヒゲを形成しました。グロース株の象徴的な銘柄とも言え、日経平均などの指数が一段高を見込む上では、こうした銘柄が腰折れすることなく上値トライを続けるかが注目されます。

 また、市場全体では値下がりセクターなしとほぼ全面高商状と言っても差し支えないわけですが、経済再開やインバウンドに絡む百貨店、化粧品、空運、陸運といった直近好調だった銘柄群、加えて任天堂(7974)やスクウェア・エニックス(9684)といったゲーム株などは逆行安で売られるなどしており、物色の傾向・変化には注目しておきたいところです。

【米国株概況】
米金利の急低下で株高継続、米経済指標の悪化で米利上げ減速への期待感強まる

NYダウ 31836.74(+1.07%)[31,423~31,876]
S&P500 3859.11(+1.62%)[3,799~3,862]
NASDAQ 11199.12(+2.25%)[10,996~11,210]
ダウ輸...

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